オサナナジミ


アタシ何考えてんだろ


にしても遅いなー


今何時だろう?


もうあたりは暗くなってきた


さっきまであんなに綺麗だった夕日も沈んでしまった


そのとき、部屋から蓮クンが出てきた


アタシ達は結果を訊くため、蓮クンのもとへと走っていく


『蓮クン!』


こっちを振り向いた


どことなくうれしそうな顔で


『どうだった?仲直りできた?』


「まあな。やっぱ泣かれたけど」


笑いながら・・いやハニかみながらいった


「じゃあまた付き合うの?」


健人の問いかけに困っている


「いや。別れるよ。俺もう好きじゃないのに付き合うのはやめたいから」


スッキリしたような悲しいような何ともいえない表情で蓮クンは言った


『そっか。いい恋してね』


「おう。あぁ今だから言うけど、おまえら付き合ってないだろ?」


「なんでだよ」


「普通にわかるから。おまえらはそんな雰囲気じゃない。仲はいいみたいだけど」


アタシなんか変なことしたかな?


カップルをちゃんと演じてたつもりだったんだけど


『確かにアタシ達は付き合ってないよ。ただの幼馴染。いつから気づいてたの?』


「最初に会ったときから。ムリしすぎててさ」