オサナナジミ



アタシが追いつかないよう走ってる


なんだかなぁ・・


アタシも走っていった


{ドンっ}


角を曲がったとき誰かにぶつかった


顔をあげるとそれは胡桃だった


『ちょっと胡桃。いきなり止ま・・』


アタシは胡桃の視線の先を見て何も言えなくなった


だってそこには蓮クンがいたから


しかも1人じゃない


女の子と手を組んで仲良さそうに歩いている


『何あれ・・』


気持ちがつい言葉にでてしまった


『く、胡桃・・』


「ごめん・・っ」


そう言って胡桃は走り去ってしまった


胡桃のことは心配だった


でもそれ以上に蓮クンが心配だよ


蓮クンの頭が


いったい何を考えてるの?


アタシが怒ったのついさっきだった・・よね?


反省しないの?


謝罪しないの?


アタシの行動って全部無意味?


気づけば走っていた