胡桃は寝グセがばれないようポニーテールにするみたいだ。
「よしっこんなもんでしょ!」
『うん綺麗だよ』
「ねぇウチの彼氏どうよ?かっこいでしょ??」
蓮クンのことか。
『そうだね。どこであんな人と知り合ったの??』
「合コンじゃ」
なるほどね・・。
『でも結構人気あったんじゃないの??』
「まーね。でもウチらなんか気が合うっていうか、初めて会った気がしないっていうか・・」
『話やすい人だからね』
「話したの?」
興奮したように訊いてくる。
『ちょっとね。合流したってメール送ったじゃん?そのあとに学校のこととか』
「そーなんだ。未穂は人見知りなのによくあんなチャライ人と話したね」
気のせいかな?
胡桃が悲しそうに見える。
『・・突然話しかけられたからビックリしちゃった。蓮クンってよく喋る人なんだね』
「そうだね。ウチ早起きして眠いからちょっと寝るね」
そのまま胡桃は寝てしまったようだ。
アタシは健人と蓮クンの方に目を向けた。
2人はさっきなんかいい雰囲気じゃなかったから心配だったんだよね。
この席からじゃよく見えないけど健人は本を読んでて蓮クンは音楽をきいているようだ。
たぶん口はきいてないだろう。
