オサナナジミ



いいよと言い、鞄の中を探していた。


「・・・あった。ほら」


ipodの裏側にRenと彫ってあった。


『レンくんって言うんだね!そのipodいいねー』


「そういえば名前ってなかったっけ。俺は朝倉蓮(アサクラレン)。未穂チャン本名は?」


『アタシは仲島未穂!特にあだ名とかはないかな?』


「俺もねーわ」


そのあとも学校のことやテレビのことを話していた。


25分を回ったくらいで、健人が店に入ってきた。


『あっ健人!』


アタシは健人のところへ行った。


『遅い!もうすぐ電車でちゃうよ』


「ごめんごめん。でもさ、俺未穂んちいったんだよ。そしたら未穂の母さんが7時くらいに出たって言ったからビックリして走ってきたんだよ!」


アタシは苦笑いするしかなかった。


すると健人が蓮クンに気づいた。


「あれ誰?さっきからこっちみてるけど」


『ん?あぁあれは胡桃の彼氏の蓮クンだよ。蓮クンも早く来ちゃったらしいよ』


「へぇ」


『あっそういえばアタシたちカップルって設定じゃん!』


「うん」


『行こ!』


「え?」


アタシは健人と手を繋ぎ、蓮クンのところへいった。


『蓮クン!この人がアタシの彼氏の健人』


「どうも!」