オサナナジミ



「あのさ、もし俺が女だったら?」


『どういう事??』


「いやさ、前ドラマかなんかでずっと男だと思ってたヤツが実は女だったっていうのがあってよ。で、女だってばれてからというものみんなが冷たくなったんだって。それでおまえはどう思うのかなって」


本当呆れるわ・・。


ノってみようかな?


『それは本当のこと??』


「は?」


『アハハっ冗談冗談。アタシはお姉ちゃんってのも悪くないと思うよ?でも、騙されてたって知ったらショックかな?』


「あぁそう??」


『うん。じゃあ逆にアタシが男だったら?』


お兄ちゃんは困った顔をした。


そういうの見てるとなんかおもしろくって。


「俺は嫌だな。思春期の野郎2人も同じ家にいたら大変なことになりそうだし」


『アハハっなにそれー』


「マジで。俺の友達弟いんだけど、毎日つっかかってきて大変なんだと」


『じゃあアタシも毎日つっかかって見ようかなー?』


「それはそれで俺的に嬉しいなぁ」


そうっスか。


アタシが苦笑いしたらお兄ちゃんは笑いだした。


嘘だよとかいいながら。


アタシは氷で薄まったミルクティーをかき混ぜいっきに飲み干した。


そのせいで頭がキーンとした。


お兄ちゃんと一緒にいるとペース崩されちゃうなぁ。