オサナナジミ


教室へ戻り、胡桃と一緒にお昼を食べていた


「ね、未穂継母の役でしょ?いいなぁ。ウチなんか小人だよ・・」


『なんで?男装するの?』


「そういうこと。男子がやればいいのに・・」


王子様を女子が引いたら・・?


『アハハッでもアタシ後でお婆さんになるんだよ?』


「見たいねぇ」


『アタシ大道具とかになりたかった』


「結構大変そうだよ?」


『継母よりマシ』


「島田サンなんだよね。白雪姫」


『うん。麻耶は?』


「小道具だって。衣装づくりかなんかするらしいよ」


羨ましい


心からそう思うよ


『麻耶裁縫とか上手だもんね』


「ね。前に何かでコンクールでたとか言ってたし」


『そういえばさ、放課後練習あんじゃん?アタシ部活どうしようかな?』


「どっちが優先なのかな?」


『文化祭だし、そっちのが大切かなぁ?』


「でもウチは試合控えてるし・・」


バレー部は近々大きな大会があるらしい


今休んでたらダメだよね・・


『部活の後行くにしても、最近何かと物騒だし』


「それに部活後じゃ疲れてて何もする気になれない。時間的にも融通がきかないし」