オサナナジミ



『え?別に?』


純と話すから・・なんて言えないよ


『じゃあアタシはこの辺で』


アタシは純のことを探しにいった


辺りを見回すと、端っこで純が座り込んでいる


1人でよかった・・


『純!』


アタシの声に純が顔をあげた


「未穂。さっき見かけたけど、どうしたの?未穂ってバスケとかしないじゃん」


『気分だよ。純すごかったね。試合勝ったし』


本当はあんま見てなかったけど


「いやさ、俺今日調子でなくて。シュートも全然決まんなかったし」


『そんなことないよ。かっこよかったよ。ダンクシュートとかしてたじゃん』


バスケで唯一知っているシュート方


「なんか妙に息切れするし、ジャンプもきつかった」


『でも楽しそうだったよ』


「まぁな。どんなに疲れても、楽しいもんは楽しいし」


『アハハッそれわかるかも。アタシもテニスやってるとき、疲れを忘れるくらい楽しんでるんだよね』


「憶えてる?小さいとき暗くなるまで鬼ごっことかしてた」


すっごい走ってた記憶がある


『そうそう。なぜかアタシばっかり鬼だった』


「未穂ジャンケン超弱いから」


運が悪いってことだよね・・


『でもアタシすぐにみんな捕まえてたよ』


「昔からスッゲー体力あったもんなー」


褒めてるのかな?