オサナナジミ



『何よそれ。確かにアタシには関係ないよ?でも麻耶は心からアンタのことを心配してる』


「おせっかいなの。友達ヅラしてんじゃねーよって感じ」


『おせっかい・・?』


「そう。私にはもう構わないで。迷惑だから」


『ふざけないでよ。友達ヅラって何よ。アンタのこと心配するのが迷惑なの?じゃあ友達なんていらないの?』


「そう。私の人生には誰もいらないの」


『1人じゃ生きていけないクセに何いってんの?人は誰かに支えてもらわないと何もできないじゃない!』


「うるさいうるさいうるさい。私はあなたみたいに誰からも愛される子じゃないのよ」


『何を言ってるの?』


「あんたみたいにみんなから好かれるこじゃないの。地味だし、勉強しか取り柄がないから。格好を派手にしても、寄ってくるのは体目当てのヤツばっかり。なのにアンタはモテるし、友達多いし、今は彼氏もいるらしいじゃない」


佳奈は泣きだしてしまった


『・・みんなから好かれていないって言うのは違うよ。佳奈が気づいていないだけ。麻耶は佳奈が思ってる以上に心配してるし、美沙も佳奈のこと気にかけてる。アタシだってその1人だよ』


「ヒクっ・・ごめん・・なさい。私未穂チャンにひどいこといっぱい言った」


『謝るのはアタシにじゃないよ。麻耶にだよ』


「うん。今から行ってくる」


『学校もちゃんときてね』


「うん」


佳奈は走っていった


よかった


本当によかった