「今度、藤谷くんのこと友達に紹介してもいいかな」
「えっ…俺のことなんか紹介してもいいの?」


「藤谷くんだからこそ紹介したいんだ!」

我ながら大胆な発言を。
言った自分が赤面中。


ゆっくり彼の手が私の髪に触れた。
くしゃっと。
笑顔になるキミ。
そして私も笑顔に。


キミと過ごす時間を大事にしていきます。