皆の目の色がマフィアの目へと変わった。

「もしもし。」

「実結か。晶だ。」

「晶?何かあったの?」

「日本で取り引き先と揉めてな。」

「ッ、晶ケガはないの?大丈夫?」

「クスッ、実結落ち着いて。大丈夫。日本人の親切な女の子に助けてもらってね。」

「…女の子?」

「そう、お礼に龍覇のpartyに招待しようと思って。手配してくれるかな?」

「…」

実結は放心状態だった。晶から実結の前で女の子の話をされるのは初めてだったのだ。



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