ステルスが目の前に立っている
――夢?
彼は、ウラハラですれ違っただけの存在
「ミウ……」
ステルスは、甘い笑顔と甘い声でワタシの名を口にする
――なんで、ワタシの名前
ワタシを映してるその瞳は深く、笑顔ほど甘くないスッとしたまぶた
――わかった、ナイだ。ワタシをこんなに見つめてくれるのはナイしかいない
「どうしたの、ナイ。
声も顔も、キレイすぎて、まるで……」
ワタシは恐ろしくなってきてそのコトバを口にできなかった
――この世のものじゃないみたい……
ナイがどこかにいってしまいそうな気がした
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…