「信じてもらえる話じゃないけど、この世界と地獄の世界の中間に居るのが私の世界なの。私が見える人は孤独を感じている人しか見えないの。だからあなたは感じているんだわ。だから私と話すことができる。でも注意して。みんなから見たあなたは今一人だわ。あまり私と話さないのが一番なんだけど」

「いいから・・・!私はそんなの気にしない!」

「わかったわ・・・。あなたはもうすぐ死ぬのよ。」

夕日が眩しかったんだ。

「え・・・?どうゆうことよ・・・」

「見たでしょ?あなた、クラスの子が死ぬところ。私の世界ではみんな同じ顔をしていて、殺す人間に着いた時だけ、その人と同じ顔を持つことができる。まぁそう見えるのは同じ顔をした人間にしか見えないのだけれどね」

「じゃぁ、あなたたちは人を殺すために来たの?」

「そうよ。」

私はもうすぐ死ぬらしい。首を絞められるらしい。

その話を聞いたのを後悔したのか次の日、

私は朝からずっと放心状態だったんだ。

体育の時間、

授業に出ず、コンビニに足を進めた

「ねぇどこいくの?」
少女は言った

「コンビニ~♪」

今日はご機嫌ね、とクスっと笑った。
「真理、私にも何か買って」

「え?何か食べるの?あなたここの世界の人じゃないじゃない。」

「いいのー!食べたい!私は何だってできるのよ。」
そんな他愛もない話ができるのに

私は本当にこの少女に殺されるのだろうか。