その場所に居たのは女の子が4人。

倒れた死体の周りを囲んでいた。

みんな怖がっていた
真理は言った
「どうなってんのよ・・・これ」

「わかんないわよ!」

「悲鳴が聞こえたから来たら、こんなことになってて・・・」
泣き崩れる子も居る

「こっちが聞きたいわよ・・・」

「そういえば、最近おかしなこと言ってたわよね・・・ほら、一人でしゃべってたり・・・」

そう言った女の子の後ろに私ははっきり見てしまったんだ。

黒髪のおかっぱの少女を。小さくて、鮮やかな着物を着ている

次の瞬間

少女はその女の子の首を勢いよく締めた

顔が豹変して怖いくらい。

そのこはパタリと倒れた。

たぶん死んだと思う。

「な・・・なんなのよ!この教室!呪われてるんじゃないの!?」

「や・・・やめて!」

怖くなって

その教室から出た


何なのよ・・・何なのあの少女。

私は何が見えたの?

みんなは見えてなかったの??

トイレの鏡で自分の顔を見て青ざめているのがわかった。

しっかりしろ、と自分に言い聞かせ瞼を強く閉じた。

開いた瞬間。

居た









私の後ろにあの子は居た