「ふっ」



小さく笑う瑠威。



あたしと瑠威の前には
ふざけながら歩く大樹と蓮に
1人先を歩く隆哉。



「瑠威、ひとつだけ
約束してほしい」



あたしの一生分の願い事。



小さいけれど大切な約束。