「バカとはなんだこのやろー。 俺は一応年上だぞ!!」 寝惚けている俺は まだああだこうだと 言い続けていた。 「お先にー」 「先行ってるぞ」 隆哉と瑠威もそう言って 溜まり場を出ていった。 え? 待てよ。 これって… 俺1人じゃん──…