「ねえぇ・・・」

ベッドの中で早苗が徹の耳元にささやく。


「・・・んん?」

顔を向けるわけでもなく、徹がうすく返事をする。


「今日・・・いいよ。」

そう言って、早苗が徹の腕に絡みつく。


が、徹は動かない。


「ねぇ・・・しよ。」

早苗が思いきって言うが、徹は動かないまま、

「今日・・・ちょっと・・・ごめん。」

と言ったまま、数分後にはイビキをかきだした。


こんなことが、ずっと続いている。

もう半年以上、エッチしてなかった。


早苗はイライラし、堪えきれないものを身体中に抱えてもいた。