『執だ！あけろー』



「執？」


私はドアを開けた。



『よっ』


「どうしたの？」



『ん？今日お前元気なさそうだったからさ、これ。』


はい、と渡されたのはケーキ。



執の家は評判の良いケーキ屋さん。執は後を継ぐらしい。



「わ…ショートケーキだ！！美味しそう！」



『俺が作ったんだからなっ』



「凄い！ありがとうっ」



『ああ…//じゃあな！』



「うん！ばいばーい」




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