「どーぞ」



『じゃまするでー』



「…っ」



ふいに激しい頭痛に襲われて倒れそうになった。



『なんや!?大丈夫か!?』



寛が抱き止めてくれた。




「あ…大丈夫。ありがとう」



『はあー…あんまビビらせんでな?』



「ごめん…」



ピンポーン



謝ってすぐブザーがなった。



「はーい」




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