~Snow White~『一巻』

ひさしぶりにすがすがしい朝

こんな気持ち初めてだ。
鏡に向かう・・・・

「おはよう、雪湖
昨日はたのしかったね。」

小さい声でつぶやく
隣の部屋ではまだきっと彼が
眠っている・・・・・


朝食の準備に起きて行くと
ソファーでうたたねしている
智久を見つけた。


「あ・・・大変・・・・」

私は部屋に行って
毛布を持って
智久の体に静かにかけてあげた。


寝顔が可愛い・・・・
静かに顔を近づけて
智久の顔をのぞきこんだ。