~Snow White~『一巻』

一瞬私も首をひねった。

あのおにいさんが智久なら
智久とまた会うことを
あの時知っていたんだろうか・・・


「あ・・・」
私が聞こうとした時また電話


智久は英語で話し始めた。
仕事の電話だったようで
ソファーについてカバンから
パソコンを出した。


聞きそびれてしまった。
温かいミルクを入れて持って行った。


小さく手をあげて
パソコンに向かってマウスを回す。


かっこいい・・・・
私もあなたに恋をしてる。



朝ごはんのメニューを考えた。
大事な人だけのためにつくる食事
なんてウキウキするんだろう…



こっそり恋をしててもいいよね?
迷惑かけないから
こっそり・・・・・
見つめていられれば・・・・
私はここいることを幸せだって
思えるかもしれない・・・・・。