玄関を出たらちょうど伯父が
出社した。
たぶん智久と真冬を連れて。
私は、歩き出した。
朝のことをあれこれ考えながら
ため息をついた。
私だって使いたい・・・・
姉妹が新しいものを買ってもらうのを
いつも見つめていた。
携帯電話のアドレスを教えて
真冬は智久にまとわりついていた。
「おまえらには教えない。
仕事の電話とかに支障があるから。」
「ケチ!!おとうさま知ってるんでしょ?」
「困るな~
俺にふられても・・・・」
「公私混同はしないから。」
きっぱりと真冬を拒否した。
真冬は
泣きそうな顔で母に飛びついた。
出社した。
たぶん智久と真冬を連れて。
私は、歩き出した。
朝のことをあれこれ考えながら
ため息をついた。
私だって使いたい・・・・
姉妹が新しいものを買ってもらうのを
いつも見つめていた。
携帯電話のアドレスを教えて
真冬は智久にまとわりついていた。
「おまえらには教えない。
仕事の電話とかに支障があるから。」
「ケチ!!おとうさま知ってるんでしょ?」
「困るな~
俺にふられても・・・・」
「公私混同はしないから。」
きっぱりと真冬を拒否した。
真冬は
泣きそうな顔で母に飛びついた。


