~Snow White~『一巻』

いつの間にか眠ってしまってた。

インターフォンがけたたましくなった。


飛び起きて受話器をとった。


「ご家族に挨拶するから
上にいらっしゃい。」


いよいよ対面する・・・・


上に続く階段がやけに
長く急に感じた・・・・・


階段を上がると台所に続いていた。


ミツが
「寝てたのね。」と私をにらんだ。



そして大きなテーブルに座る
人達の前に私を立たせた。



そこで私は一瞬目を疑った。


「うそ・・・・」
目をゴシゴシこすって
もういちどよく見た。