次の日学校を欠席した。


三原は美春を私につけた。


美春はもう三原のためだけにしか
動かないと知っている三原は
余裕だった。



「もしもし・・・あ・・・
おかあさま?」

伯母から連絡がきたのは次の日の朝。


「命に別条がないって
聞いたから・・・・・いいかなって。
だっておとうさまに会うの
いやなんだもん。
・・・・・雪湖?知らない。
どうして私に聞くの?」


私が出て行ったことを
三原の策略かとけん制している



「入院してるのね。
わかった、行ってみます・・・
雪湖?警察に言うの?
面白おかしく書かれるだけよ。
そのうち帰ってくるでしょ?
…三原?さあね・・・・。
そのうち分かると思うわ。」


電話を切って
ソファーに座りこむ

「ムカツクわ・・・・」
美春がつぶやく・・・・