「悩んでいます。
家族にはしてもらえないけど
学校には行かせてもらってます。
それだけでも感謝してます。
家のこと料理裁縫
あの家で働いて覚えました。
無駄と思えば虚しくなるから
それが私を磨いてくれてる
そう思うように
ある人が教えてくれました。
考え方を変えたら
不思議と前向きになれたんです。」



「そうか・・・
いいアドバイスをもらったね。
だから君は輝いているんだね。」



「輝いてますか?」


「キレイだよ、まぶしいくらい。」



「うれしい・・・・
そう見えてるなら自信が持てます。
これでいいのか不安になるんです。
その人の前でしか輝けないんじゃないかって。」



「君はその人のこと?」


私は急に恥ずかしくなった。