「メリークリスマス雪湖…」


「知らない…」


私はプイと横を向いた。


「誰にキレイって言われた?」


「教えない。」


「俺以外の男にキレイなこと
教えてしまったのか?」


ガレージに押し付けられた。


「見られるよ…」


「いいさ・・・・」


大粒の雪が降ってきた。



「雪が隠してくれるよ。」


一寸先も見えないくらいの雪が


「ほんとだ・・・・すごい雪・・・・」