「じゃあ、連絡するね。
そうそう誕生日は2月だったね?」


「え?どうして?
私言いましたか?」


稔は少し慌てて

「妹のつもりで・・・・
ごめん、失礼した、何月なの?」



「妹さんと一緒!!
私も2月です~~」
うれしくなって飛びあがった。


「そうなんだ・・・・
何か運命感じるな~~~」



「2月12日です。
私は、死んだ母と同じ誕生日でした。」



「・・・そう・・・。
同じなんだ・・・・・」
稔は微笑んだ。
なぜか悲しそうに感じたのは
勘違いだったんだろうか・・・・・


「誕生日に会いにくるよ。」
そう言って稔はチケットをくれた。


「また、会おうね。」
そう言って見送ってくれた。