「私は、これからどうしたらいい?」


「進路か?」


「もうみんなきめ出してる。
私は大学まで行きたいとは
思わないけど
就職なんて簡単じゃないし
やっぱり大学しかないのかな。」


「・・・大学も就職もいいよ。」


「え?」


智久は私の額にキスをした。



「結婚しよ。」



「え~~~!?」



「おれももう30になるし・・・・
もう待ちくたびれた~~」



そう言って私を押し倒した。


私はうれしくて
キャッキャッと騒いだ・・・・


「ほんと?お嫁さんにしてくれる?」
唇が音をたてている。
智久の唇にとけそうになる・・・・。