少し長くなってウザイ髪をかき上げた



「くだらねぇ…」



低レベルの連中…



ったく…



あー、早く大人になりてぇ…



大人になったら、こんなことしなくてイイし…



女だっていらない…



あんなの邪魔なだけ………



「帰るか…」



俺はスクッと立ち上がった



「何してんの?」



…男の声?



嫌々に顔を向けた



そこにいたのは、茶色い髪をした男………



いかにもチャラい感じ



絡みたくねぇ…



無視をして、歩き出そうとした



「待てよ」



「は?」



上から言ってるみたいで、ムカついて返事をした



「つまらなそう、俺が楽しいこと教えてやるよ」



「は?」



何言ってんだ?



コイツ…



ニコニコと笑っている男…