『他の奴らと行く気なんやな。わかっとるんやで』

『何を言うてますのん。
勝手な妄想は止めてください。クリスマスに五十嵐と家でゆっくりするんもええかなぁって思ってるんです』

五十嵐が予約する店は、俺にとって堅苦しいというか、あーゆぅとこは苦手。

男前で綺麗な店なんか行った女の子は、みな落ちてまうんちゃうんかな。

実際、女の子おったのに毎年俺なんかとおってええんやろか。