「ほんなら保健室で待ってます」

腰に手を回していた五十嵐は、俺から離れ、一気にコーヒーを飲み干して

「早く仕事終わらすから」と

子供のような満面の笑顔で保健室から出て行った。

「そんなんいつでも食いに来たらええのに」

俺は、呆れながらも笑ってしまった。



●end………?●