イクと悲鳴に近い声をあげた。
五十嵐は口に出されたものを飲み干した。

大ちゃんは、ボロボロと泣いている。

「…なんで」

「大ちゃんに触っていいのは俺だけやん」

「……ごめん。
酒の事は、すまん…」

「俺こそごめん。
だから泣かんといて」

軽く大ちゃんの唇に口付けをした。

大ちゃんの目は涙が溜まっていたが優しい笑みを俺に向けた。


●end………?●