梅の携帯が鳴った。
まだ2時間ほどしか経っていない姉からの電話だ。と梅は笑いながら電話を取った。

「着信履歴からあなた様に御電話しました。
ご家族の方ですか?」

「…はい」

「●●病院に至急来てください」

一瞬で梅の表情は強張り少し震えていた。

梅の話を聞いて俺達は走った。