深紅の花に姫君〜失墜の姫〜

よくわからないけど…

この出会いには
意味がある…



そんな気がした




だから……





「あなたとの出会いは
必ず何か意味がある
だから私も…
あなたに来てほしい」




あたしはにこりと
青年に微笑んだ





青年は強く頷き
大きな声で叫んだ