気分がのらなかった私は保健室に行った。 「先生、今日帰りたいんですけど」 と私は保健室の先生に言った。 すると、隣に座っていた翔平よりもはるかにチャラそうな男が話かけてきた 「帰るの?」 その時私は誰なのかさえ知らなかった。 だけど素直に答えてしまった。 「うん、今から」と、 その一言でこれから大変な目にあうなんて思いもしなかった。