『今の時代は、こういう夫婦がいたって不思議じゃないわ?うちの農家を継ぎたいって立候補してくれたんだから、少しは喜んだら?』


なんて、莉子が言ったもんだから、余計お父さん怒って…。

『莉子!二度と家の敷居を跨ぐなぁ!』

また勘当された莉子。


でも、お母さんがフォローしてくれて、莉子の勘当は解かれたんだ。


よく見たら、莉子とお父さんは、似た者親子な訳で…。


相手を睨む目付きは、ホントそっくり。

よく、お母さん平気だよなぁ…。