「捨てた時は琴音の事好きだったから…気になったんだ…」 「捨てたの見てたの!?」 春輝は大きく頷いた。 春輝がそんな事してたなんて…。 本当に私の事想ってくれてたんだね…。 それから私たちは手を繋ぎ黙って歩いた。 何も話さなくても何かが通じ合ってるみたいで嬉しかった。 「じゃあ明日ね♪」 春輝に手を振って家に入った。 今日は春輝の想いをしっかり知ることが出来たよ。