私は保健室までヤケになって走った。 2人の事を忘れてただただ走り続けた。 「夏っちゃん早く来て!!」 雑誌を読んでる夏っちゃんの手を無理やり引っ張った。 「ちょっ何があったの!?」 夏っちゃんの頭の上にはハテナマークが浮かんでいた。 「良いから早く!!」 涙目の私を見て夏っちゃんは仕方なくついてきてくれた。