「授業面倒になっちゃって…♪」 春輝に負けないように最高の笑顔で返す。 「俺も♪退屈だったから」 そうだ!! 今、渡せばいいじゃん♪ 2人きりだしナイスタイミングでしょ♪ 「あのさ…」 私は鞄から綺麗にラッピングしたクッキーを取り出した。 「今日、誕生日でしょ♪だからこれ…」 ドキドキしなが春輝に差し出した。