「何勝手にキスしようとしてんの?」 って、えぇ? 「だって楓……勝手にしたじゃん」 涙目になりながら言うと、楓は腕を組んだ。 「あたしはいいの!!」 「そんなのずるいじゃん」 何で楓はしたい時できて、おれは駄目な訳? 「はぁ?」 う……また睨まれた。 「はい……すいません」 そう言うと楓はニコッと笑った。 その隙におれは不意に楓にキスした。 舌をぺロッと出しておれは楓を見下ろした。 「隙あり」