思い切り叫ぶと、丁度教室に入ってきた輝と芽衣がおれを見て目を丸くした。 「何怒鳴ってんの?」 おれを見つめてそう聞いてくる芽衣。 タイミング悪……。 そう思いながらおれは素直に言う事にした。 「……楓に、嫌いって言われた」 「「はぁ?」」 「だーかーら!!嫌いって言われた!」 そう言って体育座りするおれに、2人は顔を見合わせた。 「何で!?告ったの?」 そう言っておれの前にしゃがみ込む芽衣。 「おれが……素直になれなかったから……」 そう言っておれは俯いた。