人の通りが少ない廊下で、あたしと輝は未だ無言のまま向き合う。 どうしよ……あたしから言った方がいいのかな? こういう時はあたしから、なのかなぁ? そう思いながら声が出ないあたし。 もぉ!!あたしの意気地なし!! そう思っていると、思い沈黙を輝が破った。 「あのさ……」 「へぁ!?」 やば!! いきなり声をかけられてすっとんきょうな声を出してしまったあたしは慌てて両手で口を隠した。 「……」 うわぁ……睨んでる。 怒ってるよ輝ー。