「どーぞ!入って入って!」

「…おじゃまします…」


河原さんに押されながら
私は遠慮しながら家に入った。

そして2階の部屋に案内された。


「好きなとこ座ってー」

「…はい」


周りを見て近くにある
ピンクのソファに座った。

河原さんは私の向かいに
イスを置いてそこに座った。


「それで…あの…」


河原さんはコンポで
音楽を流しはじめた。

なんだかリラックスできる…。


「話したいことってなんですか?」

「んー…。あのさぁ」

「は、はい」


河原さんにじっと見つめられる。

なんか緊張するなー…。


「敬語使わないでよね」

「え…?あ、うん」

「あっ!そういえば仕事大丈夫!?」

「あぁーーーっ!」


私は慌てて学校に連絡した。

今日は1日休みますって。