スノードロップ―秘密の恋―




私のせいだ……。


寒空の下、雪が降る中、私のことを待ってたから……。


だから葵さんは……。


私のせいで……。



「葵さん、ゴメンなさい……。私のせいで……」



パジャマのズボンをギュッと握りしめた手の上に、涙がポタポタ落ちていく。



「雪来のせいじゃないよ」



そう言って、笑顔を見せて、私の頭をポンポンとした。


私は無言で首を左右に振った。



「泣くなよ……」


「ゴメン……ね……」


「寝てたら良くなるから……」



私は枕元に置いてあった携帯を取った。


休みをもらうために、店長の携帯に電話しなきゃ。


葵さんがこんな状態で、バイトなんて行けないよ。


私は泣きながら、メモリから店長の名前を呼び出して、電話した。