「雪来!」 私が駅から出ようとしたら、葵さんに後ろから名前を呼ばれた。 「ん?」 私は立ち止まり、振り返る。 「今日、バイト、何時に終わる?」 「19時には終わると思う」 「俺、ここで待ってるから……一緒に帰ろ?」 「うん」 「じゃーバイト頑張ってな」 「うん。バイバイ」 「バイバイ」 私と葵さんは手を振り、私は駅から外へ、葵さんは改札を通ってホームへ行った。