「葵さんって……背が高いんだね」
「あぁ……まぁ……」
「何センチあるの?」
「最近は測ってないからわかんないけど、180センチ以上はあるかな……」
「高いね~!」
「小さい頃はチビでさぁ……。牛乳ばかり飲んでたら背が伸びたんだ」
葵さんがクスッと笑う。
「もうこれで終わり?」
「うん。ありがとう」
葵さんは最後の食器を片付けて、棚の扉を閉めた。
「2人ですると早かっただろ?」
「うん」
葵さんは私の頭をポンポンとすると、テーブルの前に座った。
頭の上に手を乗っける。
葵さんがポンポンとした感触が、まだ残ってるような気がした……。



