スノードロップ―秘密の恋―




私は何も言わずに"コクン"と頷いた。



「ホントに?」



彼の言葉に再び"コクン"と頷く。



「ありがとう」



彼が微笑む。



「いえ……」



私もニッコリ微笑んだ。


今日、初めて彼の前で笑ったような気がする。



「あっ!キミの笑顔、初めて見た気がする」



彼に思ってることを言われた。



「笑った顔、可愛いよ」



彼にそう言われて、顔が熱くなった。


男性から可愛いなんて言われたのは初めてで……。


凄く恥ずかしい。



「あ、あの……寒いから……入って下さい」


「うん。ありがとう」



彼はスニーカーを脱ぎ、再び部屋に入って来た。