スノードロップ―秘密の恋―




私の後ろを付いて歩く彼。


当然、会話はない。


頭に被ったフードが雪に濡れて冷たくなっていく。


道路もさっきより更に白くなっていた。


コートを着て、マフラーを巻いてる私でも強い寒さを感じるくらいだから、薄着の彼はもっと寒さを感じてるだろう……。


あと少しでアパートだ。


歩きながら、やっぱり頭に浮かんだのは、今朝の占い。


占いのことを考えるのは今日で何回目だろう……。


新しい出会い。


彼との出会いが新しい出会いなのかなぁ……。


ラッキーカラーとアイテムの赤いマフラー。


それから運気が上昇する海。


そして……新しい出会い――。


全てが占いとピッタリあてはまる。


バラバラだったパズルのピースが埋まった感じだった。