スノードロップ―秘密の恋―





私は立ち上がった。



「葵さん……これからどうするの?」



浜辺に座っている葵さんに言った。



「うーん……このまま、もう少し海を見て帰るよ」



このまま葵さんと別れてもいいの?


せっかく会えたのに……。


もし、ここで別れちゃったら……。


2度と葵さんに会えないような気がした。


だから……。



「あの……もし良かったら……うちに来ない?」


「えっ?」


「晩ごはん、食べに来て?」


「いいのか?」


「うん」



葵さんと目が合う。


胸がドキドキする。