「ママ?」 「ん?」 「あそこで、ねんねしてるひとがいるよ?」 「えっ?」 雪華が指差す方に目をやった。 砂浜の上、大の字になってる人がいた。 3年前のことが頭を過ぎる。 まかさ…………。 私は雪華を抱き上げると、海へと行く階段を下りた。