風間 稜、

無愛想な態度で、いつも不機嫌、

でも顔は凄くかっこよくて、


そんな彼にあたしは惚れていた。

あたしの好きな人を知っているのは

ただ一人、

親友の桜崎 斗桃華だけ☆


でも、喋ってもくれない、

目も合わせてくれない、

あたしは相当嫌われている、んだろう



「おっはよ!希たん☆」

「おはよ、斗桃」

「元気ないじゃん!

どーかしたの?」

斗桃は朝から元気よすぎで

仕事で寝れてないあたしには

ちょっとキツイ、

でもこやって、心配もしてくれる、

「てっぺん越えた、

勉強、なんもできてないし・・・」

「まあ、頑張れっ!」